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「大垣市の実家を解体しようと思って業者と話を進めていたら、補助金は契約の前に申請するものだと言われた。もう契約してしまった」
大垣市の空家等除却支援事業補助金は、市の交付決定を受けてから工事の請負契約を結ぶことが条件です。市も案内の2行目に「工事請負契約締結前の工事のみが対象になります。市の交付決定後に工事の請負契約を締結してください。」と書いています。
先に契約を結んでしまうと、金額や条件が合っていても対象から外れます。
この記事は、市のページ(2026年9月17日更新)に加えて、交付申請書・添付書類チェック表・フロー図の3つのPDFと、第2次大垣市空家等対策計画を読んで条件を並べたものです(2026年10月1日確認)。
いちばんの落とし穴
契約は交付決定のあとです。着手の2週間前までに申請し、市の審査と現地調査を通す必要があります
見落としやすい範囲
同じ敷地の建物・工作物・立木まで全部です。庭木や物置を残す工事では条件に合いません
枠の小ささ
市の計画は年間の補助件数を40件前後で見込んでいます。予算件数に達すると受付が終わります
- 令和8年度の受付が終わっている理由と、次の年度の実施・受付の時期・条件の確かめ方(申請は着手の概ね2週間前まで・完了は2月末日)
- 契約・申請・工事の正しい順番と、先に契約すると起きること
- 上限30万円と40万円の分かれ目(延床240㎡と中心市街地の区域)
- 同じ敷地の立木・工作物まで除却が条件になっている範囲
- 対象になる家と人の条件(市のページと申請書の両方から)
- そろえる書類と、市外に住む相続人が申請する場合の注意
- 年間の補助件数の見込みと、受付が終わる理由
- 大垣市の空き家の数と、使い道が無い家が増えている状況
令和8年度の受付は終わっている|次の年度の補助は市の発表で確かめる
市のページの1行目は「補助金の申請件数が予算件数に達したため、今年度の受付を終了させていただきます。」です(2026年9月17日更新)。令和8年度分の申請はできません。
市は助成額の欄にも「ただし、予算の範囲内で終了」と書いています。令和8年度は、申請件数が予算件数に達したため受付が終わりました。
次の年度も補助が続くか、受付の時期と条件は、市の発表で確かめます。令和8年度の案内では工事の着手に条件があり、市のページは対象工事を「5月下旬以降着手する工事」としています。
申請してから着工までの期間も決まっていて、申請から概ね3か月以内に着工する予定であることが求められます。同じ条件なら、年度の初めに申請しても、工事が始まるのは初夏からです。
申請の期限
2週間前
工事の着手の概ね2週間前まで
完了の期限
2月末日
申請した年度内に完了と実績報告
完了の期限も年度で区切られています。市のページは「申請された年度の2月末日までに工事を完了し、実績報告ができること」としています。3月ではなく2月末です。

いちばん間違えやすい順番|契約は交付決定のあと
大垣市でいちばん事故が起きるのはここです。工事の請負契約を結ぶのは、市の交付決定を受けたあとです。
市のページは、本文の説明より先に、ページの上のほうで次のように書いています。
「工事請負契約締結前の工事のみが対象になります。市の交付決定後に工事の請負契約を締結してください。」
対象工事の欄でも「除却工事の着手前(工事請負契約締結前)であること(市の審査・承認後の工事着手であること)」と念を押しています。
業者と話を進めると、見積もりのあとそのまま契約という流れになりがちです。大垣市では、見積書をもらった段階でいったん止めて、先に市へ申請します。見積書は申請の添付書類にもなります。
表は横にスクロールできます
| 大垣市 | 宇都宮市 | 日立市 | |
|---|---|---|---|
| 申請の時期 | 工事の着手前(契約も交付決定のあと) | 事前調査申請のあと、工事の実施前に交付申請 | 工事を終えて支払ったあと |
| 契約・工事に入れる時期 | 契約が交付決定のあと | 工事が交付決定のあと | 前々年度の4月1日以降の契約 |
| 立て替え | 全額(交付は実績報告と請求のあと) | 代理受領を選べる | 全額を立て替える |
同じ「空き家の解体補助金」でも、市によって順番が違います。日立市の空き家の解体補助金は工事を終えて支払ってから、宇都宮市の空き家の解体補助金は市の判定を受けてから交付申請という順番でした。他の市で調べた手順をそのまま当てはめると、契約の時期でつまずきます。
補助額の決まり方|3分の1・上限30万円。240㎡と中心市街地で40万円
市のページの助成額の欄は次のとおりです。
対象工事費用の3分の1(上限30万円 ※除却する建築物の延床面積が240平方メートル以上または大垣市中心市街地活性化基本計画区域内にある空家等の場合は上限40万円)
※ただし、予算の範囲内で終了
上限に届く工事費(当サイトが計算した参考値)
表は横にスクロールできます
| 対象工事費用 | その3分の1 | 上限30万円の場合 | 上限40万円の場合 |
|---|---|---|---|
| 60万円 | 20万円 | 20万円 | 20万円 |
| 90万円 | 30万円 | 30万円(上限) | 30万円 |
| 120万円 | 40万円 | 30万円(上限) | 40万円(上限) |
| 200万円 | 約66万7千円 | 30万円(上限) | 40万円(上限) |
これは当サイトが市の助成額の書き方にあてはめて出した参考値です。上限30万円に届くのは工事費が90万円から、上限40万円に届くのは120万円からになります。
木造住宅1棟の解体費は、規模によっては90万円を超えます。解体費用の相場をまとめた記事に、坪単価と内訳の見方を並べています。
240平方メートルは延床面積です。登記事項証明書(登記簿の内容を証明する書類)や固定資産税の課税明細に記載があります。2階建てなら1階と2階の床面積の合計で見ます。
中心市街地活性化基本計画の区域に入っているかどうかは、市の計画で区域が決まっています。自分の家が入るかどうかは住宅課で確かめられます。
なお交付申請書には、助成額の欄で説明されていない該当・非該当の欄が2つあります(立地適正化計画の居住誘導区域内にある特定空家等/空家法の勧告対象となった特定空家等)。自分の家がこれに当たる場合の扱いも、住宅課で確かめられます。
また、対象工事費用に消費税を含めるかどうかは市のページに書かれていません。見積書の金額のどこを見るかも、申請の前に確かめておくと計算がずれません。
対象になる家・人・工事|立木まで含めて更地にする
条件は3つの側から決まります。市のページは「次の条件をすべて満たす」という書き方で並べています。なお空家等は、居住などの使用がされていない状態が続いている建物とその敷地を指す、空家等対策の推進に関する特別措置法の言い方です。
家の条件
- 市内にある空家等で個人が所有するもの(法人が持っている建物は外れます)
- 空家等に所有権以外の権利が設定されていないもの(抵当権などが残っていると対象外です。抵当権は、住宅ローンなどの担保として不動産に付けられる権利です)
- 公共工事による移転等の補償対象でないもの
- 管理不全な状態にあるもの又は管理不全な状態となるおそれがあるもの
管理不全は、手入れが行き届かず建物や敷地が放置された状態を指す言い方です。市は「※申請後に現地調査を実施し、確認します」としており、管理不全かどうかを決めるのは市です。
人の条件
- 空家等の所有者もしくは相続人、又は所有者等から同意を受けた方
- 市税等を完納している方
条件は2つだけで、市のページと交付申請書には所得の条件が出ていません。世帯の所得に上限を置く市もあるなかで、大垣市はページ上は市税等の完納だけです。ただし交付要綱は市のサイトに公開されていないため、要綱の側に条件があるかどうかは住宅課で確かめられます。
申請書には「所有者との関係」を本人・相続人・同意を受けた者・その他から選ぶ欄があります。名義人本人でなくても、相続人であれば申請できます。

工事の条件|ここが大垣市の特徴
- 空家等が所在する同一敷地内(隣接する同一所有者の敷地を含む。)のすべての建築物、工作物及び立木等を除却する工事
- 市内業者が実施する工事
- 除却工事の着手前(工事請負契約締結前)であること(市の審査・承認後の工事着手であること)5月下旬以降着手する工事
気をつけるのは1つ目です。範囲がとにかく広い。母屋だけを壊して、物置や庭木を残す工事では条件に合いません。建築物・工作物・立木等のすべてが対象で、しかも隣接する同じ所有者の敷地も含みます。
見積もりを頼む段階で、庭木の伐採・抜根、ブロック塀、物置、カーポートまで含んだ金額を出してもらう必要があります。範囲が広いぶん工事費は上がりますが、補助の計算のもとになる額も同じだけ上がります。
2つ目の市内業者も条件です。申請書には施工事業者の事業者名と所在地を書く欄があり、そこで確かめられます。市外の会社に頼むと、他の条件を満たしていても対象から外れます。
大垣市の解体業者は、大垣市の解体業者おすすめ5選の記事で、一括見積もり2社と市内の3社を紹介しています。補助金の「市内業者」に当たるかは、交付申請の前に住宅課で確かめられます。
申請から交付までの順番と、そろえる書類
市のフロー図(「大垣市空家等除却支援事業補助金フロー図」)と、市のページの案内を並べた順番です。
- 住宅課へ連絡する市は、申請の前に住宅課へ連絡するよう案内しています
- 交付申請工事の着手の概ね2週間前までに出します
- 市が審査する申請者は書類等で対象者に該当するか、空家は現地調査で対象空家に該当するかを見ます
- 交付決定(又は却下)ここで決定を受けてから、請負契約を結びます
- 工事の着手・完了5月下旬以降に着手し、申請した年度の2月末日までに完了させます
- 実績報告交付決定された年度の2月末日までに報告します(市のページは「申請された年度の2月末日まで」、チェック表とフロー図は「交付決定された年度の2月末日まで」という言い方です)
- 補助額の確定 → 補助金請求 → 補助金交付確定のあとに請求して、交付を受けます
交付申請に出す書類
市の「交付申請必要書類チェック表」に載っている項目です。市のページの一覧より細かく書かれています。
表は横にスクロールできます
| 出すもの | 細かい条件(チェック表の記載) | どこで取るか |
|---|---|---|
| 印鑑 | 認印で可・朱肉を使うもの | — |
| 交付申請書 (第1号様式) | — | 住宅課窓口、市のホームページ |
| 申請者の住民票の写し | 交付から3か月以内のもの・原本/個人番号が記載されていないもの/所有者以外の場合は本籍が記載されているもの | 申請者が居住している役所等 |
| 市町村税完納証明書 | 原本。大垣市で課税されていれば大垣市のもの、課税されていなければ居住地のもの(完納証明書を発行していない市町村は納税証明書) | 大垣市(課税課など)、居住市町村 |
| 空家等の登記事項証明書 | 全部事項証明書・原本(未登記の場合は固定資産課税台帳登録事項証明書(評価証明書)等の原本) | 法務局又は課税課 |
| 同意書 (第2号様式) | 申請者が所有者・相続人ではない場合、又は共有者がいる場合に必要 | 住宅課窓口、市のホームページ |
| 自らが対象者であることを証する書類 | 所有者なら不要/相続人なら戸籍謄本等の原本(所有者が死亡している場合は死亡の記載があるもの及びつながりが分かるもの) | 本籍地の役所等 |
| 工事内容及び金額等がわかるもの | 見積書・内訳書等 | 申請者所有のもの、または工事業者 |
| 空家及び敷地の現況写真 | 空家全景及び管理不全箇所を撮影したもの | 申請者所有のもの、または工事業者 |
市外に住む相続人が申請する場合につまずきやすいのが、住民票の写しと市町村税完納証明書です。完納証明書は、市町村税に滞納がないことを証明する書類です。住民票は所有者以外なら本籍が記載されているもの、完納証明書は大垣市で課税されていなければ自分が住んでいる市町村のものを取ります。どちらも郵送で取り寄せると日数がかかります。
もう1つ、チェック表の同意書の欄には「相続人であれば必要ではないが、他の相続人がいる場合は『誓約書』を提出」という但し書きがあります。市のページの一覧には出てきません。相続人が複数いる場合は、この1枚の有無を住宅課で確かめておくと、窓口でのやり直しを防げます。
補助件数の目標は年40件前後|予算件数に達すると受付が終わる
「予算件数に達したため」という言い方だけでは、どのくらいの枠なのかが分かりません。市の計画に数字があります。

第2次大垣市空家等対策計画(令和6年度〜令和10年度)は、評価指標の1つとして空家等除却支援事業補助件数を挙げ、次の目標を置いています。
表は横にスクロールできます
| 年度 | 基準(令和4年度までの平均) | 令和6 | 令和7 | 令和8 | 令和9 | 令和10 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 補助件数 | 36件 | 37件 | 38件 | 39件 | 40件 | 41件 |
計画が置いているのは年に40件前後という目標値で、予算の件数そのものではありません。それでも、この補助金がどのくらいの規模で動いているかは読み取れます。
受付は予算件数に達した時点で終わるため、年度の後半になるほど枠が残っていない可能性が高くなります。
同じ計画には「空家等除却支援事業補助金の拡充を検討する」という記載もあります。金額や件数が変わる可能性を市自身が書いているため、年度が替わったら市のページで条件を読み直す必要があります。
大垣市の空き家|平成30年で11,460戸・15.9%。使い道が低い家が5年でほぼ倍
市の計画は、2種類の調査で空き家の数を示しています。
1つは総務省の住宅・土地統計調査です。平成30年の調査で、大垣市の空き家は11,460戸、空き家率は15.9%でした。平成10年の7,420戸から20年で約1.5倍です。岐阜県は14万戸・15.6%、全国は849万戸・13.6%です。
空き家の数
11,460戸
平成30年・住宅・土地統計調査
利活用可能性が低い空き家
201件
令和4年度・市の実態調査(不良度A・Bのうち。平成29年度は110件)
もう1つは市が令和4年度に行った空家等実態調査です。市全域の建築物を公道から外観目視で調べたもので、空き家は2,422件、空き家率4.6%でした(平成29年度は2,304件・4.4%)。
この調査では傷み具合を不良度で判定し、そのうち不良度A・Bと判定されたものについて利活用可能性を判定しています(利活用可能性の合計は令和4年度で1,972件)。
表は横にスクロールできます
| 判定 | 平成29年度 | 令和4年度 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 不良度D(高い) | 117件 | 150件 | 33件増 |
| 不良度C(やや高い) | 283件 | 300件 | 17件増 |
| 利活用可能性Ⅳ(低い) | 110件 | 201件 | 91件増(ほぼ倍) |
この5年で増えたのは「傷んだ家」と「使い道が無い家」です。とくに利活用可能性が低いと判定された空き家は110件から201件へ、ほぼ倍になりました。貸すのも売るのも難しいと判定された家が増えています。
一方で補助の枠は年40件前後です。数の伸びに枠が追いついていないのが現状です。
なお、管理不全な状態を放置すると、市から勧告を受けることがあります。計画は、勧告の措置を行った場合「当該空き家に係る敷地について、固定資産税等の住宅用地特例の対象から除外されます」としています。住宅用地特例は、住宅が建っている土地の固定資産税を軽くする仕組みです。建物を残したまま放置しても、土地の税が軽いままとは限りません。
工事費がいくらになるか、売るならいくらかを先に知る
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大垣市の補助は対象工事費用の3分の1です。上限30万円に届くのは工事費が90万円から、40万円に届くのは120万円からです。工事費がいくらになるかが分からないと、補助でどこまで戻るかも読めません。
しかも大垣市は庭木や物置まで含めた範囲で、市内業者に頼む必要があります。工事の範囲と業者の所在地、この2つを満たしたうえで作ってもらった見積書を交付申請に添えます。
もう1つ考えるのが跡地です。更地にしたあと売るなら、売った場合の金額も判断の材料になります。
はじめの2社は公式サイトの表記を確認したもので、この2社からは当サイトが紹介料を受け取っています。そのあとに、紹介料の関係がない大垣市内の解体業者3社を並べます。
表は横にスクロールできます
| 相談先 | 何が分かるか | 大垣市の補助金との関係 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 解体無料見積ガイド | 解体の一括見積もり | 工事費が90万円・120万円を超えるかが読める | 立木や物置まで含めた金額をそろえたい人 |
| リビンマッチ | 売却の一括査定 | 更地にしたあと売る場合の金額が分かる | 解体するか、古家付きで売るかを決めたい人 |
| 市内の業者に直接頼む | 見積もり | 市内業者が実施する工事であることが補助の条件 | 近所の会社に心当たりがある人 |
解体の一括見積もり内訳のある見積書補助金申請サポート
解体無料見積ガイド
| 運営 | 一般社団法人あんしん解体業者認定協会 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都港区芝浦4丁目12-31 VORT芝浦WaterFront 4階 |
| 同時依頼 | 「無料で6社まで比較できます」 |
| 業者の条件 | 「解体工事業登録(500万円未満)または建設業許可(500万円以上)を適切に取得し、解体工事施工技士などの有資格者が在籍し、損害賠償責任保険へも加入済みの業者のみをご紹介」 |
| 費用 | 「仲介手数料など一切無料」 |

- 大垣市は立木や工作物まで含めて更地にするのが条件です。同じ範囲で複数社に見積もりを出してもらえば、どこまでが工事に入るのかが金額の差として見えます
- 交付申請には見積書・内訳書を添えます。内訳が分かれた見積書を比べられます。紹介された会社の所在地と、見積書の内訳・様式が申請先の条件に合うかを確かめます
- 向く人:庭木や物置まで入れた金額を、契約の前にそろえておきたい人
- 大垣市の補助は市内業者が実施する工事が条件です。紹介された会社の所在地は、申請書に書く前に確かめます
- 金額が確定するのは現地を見たあとです。上限30万円・40万円のどちらに届くかが決まるのも、そこから先になります
- 契約は市の交付決定のあとです。見積もりの段階で、契約を待ってもらえるかを伝えておく必要があります
売却の一括査定売却と買取の2入口東証グロース上場の会社が運営
リビンマッチ
| 運営 | リビン・テクノロジーズ株式会社(東京証券取引所 グロース市場/名古屋証券取引所 メイン市場・証券コード4445) |
|---|---|
| 所在地 | 東京都中央区日本橋堀留町1-8-12 ホウライ堀留ビル8階 |
| 免許 | 宅地建物取引業者免許 東京都知事(1)第112327号 |
| 参加社数 | 「全国で2,100社以上(サービスごとに社数は異なる)の不動産会社がリビンマッチに参加しています」 |
| 入力 | 「最短45秒ネットでお手軽査定依頼」(公式トップの画像内の表記) |

- 大垣市の補助は市のページ上、跡地の使い道を条件にしていません。売るか持ち続けるかを自分で選べるぶん、売値の見込みが判断の材料になります
- 古家付きのまま売る道も残ります。解体して補助を受ける場合と、壊さずに売る場合の数字を並べられます
- 向く人:解体するかどうかを、売値を見てから決めたい人
- 出てくるのは各社の見込みの額です。実際に売れる値段を保証するものではありません
- 名義が亡くなった親のままでも査定は取れますが、売買契約の段階では相続登記(亡くなった人から相続人へ名義を移す登記)が求められるのが一般的です
- 参加社数には公式の本文に「サービスごとに社数は異なる」という但し書きがあります
ここからは大垣市内に本店や本社がある解体業者3社です。当サイトはこの3社から紹介料を受け取っていません。所在地は公式サイトで、建設業の許可は国土交通省の検索システムで、解体工事業の登録は岐阜県の登録業者一覧で確かめました(公式サイトと岐阜県の一覧は2026年10月11日、国土交通省の検索システムは10月10日に確認)。
大垣市林町解体工事の専門会社自社施工
株式会社林組
| 所在地 | 岐阜県大垣市林町7丁目141番地4(本店) ※本社は岐阜市 |
|---|---|
| 代表 | 代表取締役 林健一郎 |
| 建設業許可 | 公式サイトの記載=岐阜県知事(特-7)第8666号/国土交通省の検索システム=解体工事業を含む21業種が特定建設業(有効期間は2030年4月7日まで) |

- 公式サイトは解体工事「専門」の建設会社とし、創業78年・岐阜県を中心に年間250件を超える解体工事の実績としています。本店が大垣市林町にあります(本社は岐阜市)。市は「市内業者」の中身を書いていないため、この住所で条件を満たすかは住宅課で確かめられます
- 重機も職人も自社で抱えた自社施工を得意とし、一級建築士・1級建築施工管理技士・1級土木施工管理技士による施工管理体制としています
- 向く人:解体だけを専門に扱う会社に、市内から頼みたい人
- 本店は大垣市ですが、本社は岐阜市です。申請書には施工事業者の所在地を書くため、どちらの住所で出すかを会社に確かめます
- 国土交通省の検索システムで解体工事業の許可(特定建設業)を確かめた会社のため、登録だけの会社に付く「500万円未満」の上限はありません。許可の有効期間(2030年4月7日まで)は、契約の前にもう一度確かめられます
大垣市新田町産業廃棄物の許可が優良認定解体工事業協会の会員
株式会社斫木村
| 所在地 | 岐阜県大垣市新田町5丁目22番地(本社)/大垣市荒川町東大ダラ917-1 |
|---|---|
| 代表 | 代表取締役会長 兼 社長 木村順一 |
| 建設業許可 | 公式サイトの記載=岐阜県知事 特-3第9547号(とび土工、解体工事、建築)/国土交通省の検索システム=第9547号・2026年7月25日の許可で、解体工事業は特定建設業(有効期間は2031年7月24日まで) |
| その他の許可 | 産業廃棄物収集運搬業 岐阜県 第02111002758号(優良)/愛知県・三重県・滋賀県/産業廃棄物処分業(中間処理)岐阜県 第02121002758号(優良) |
| 加盟 | (公社)全国解体工事業団体連合会/(一社)岐阜県解体工事業協会 |

- 公式サイトは創業70年を超えるとし、岐阜県大垣市を拠点に東海エリアを中心に年間600件以上の建物を解体してきたとしています
- 産業廃棄物の収集運搬業と処分業(中間処理)の許可を持ち、岐阜県分はどちらも優良認定です。大垣市の条件は敷地の立木や工作物まで含むため、出る廃棄物の種類も増えます
- 向く人:庭木や工作物まで含む工事を、処分まで自社で扱う会社に頼みたい人
- 公式サイトの施工実績は一般住宅・ビル/商業ビル・公共施設/倉庫/工場の3つに分かれています。住宅1棟の工事をどう扱っているかは、問い合わせて確かめます
- 拠点は大垣市内に2か所あります。申請書に書く所在地は、会社に確かめてからそろえます
大垣市中野町家屋解体が主産業廃棄物の許可が2県
マルイケ
| 所在地 | 岐阜県大垣市中野町5丁目481-7 |
|---|---|
| 解体工事業登録 | 岐阜県 登録番号629(登録日〔更新を含む〕2026年3月5日・有効期間は登録日から5年。岐阜県の登録業者一覧・2026年8月31日現在)/愛知県知事(登-3)第3341号(公式サイトの記載・愛知県の名簿では確かめていません) |
| その他の許可 | 産業廃棄物収集運搬業許可 第02300221394号(愛知県)/第02101221394号(岐阜県) |
| 対応する地域 | 公式サイトは「岐阜県大垣市を拠点に県内一円や愛知県」としています |

- 公式サイトは「家屋解体のご依頼は岐阜県大垣市の解体工事業者」と名乗り、施工実績に大垣市内の住宅の解体工事を載せています
- 岐阜県と愛知県の両方で産業廃棄物収集運搬業の許可を持っています
- 向く人:住宅1棟の解体を、大垣市内の会社に頼みたい人
- 公式サイトは「岐阜県知事許可(般-2)第629号」と書いていますが、国土交通省の検索システムでは見つからず、岐阜県の解体工事業登録の登録番号629と一致します。今回確かめられたのは県の登録で、検索の結果だけで建設業の許可が無いとまでは言えません
- 岐阜県は「解体工事業登録では、500万円未満の解体工事のみ請け負うことができます。」としています。国土交通省は、許可が要らない工事の500万円(工事1件の請負代金)に消費税と地方消費税を含むとしています。見積もりが税込で500万円に近いなら、解体工事業の許可があるか、業種と有効期間を問い合わせて確かめておくと安心です
- 公式サイトの会社概要は創業を平成30年12月30日としています。従業員数の記載はありません
大垣市内の解体業者に自分で頼む場合|確かめる3つ
- 大垣市内の業者か:公式サイトの会社概要で本店・本社の所在地を見ます。市外の会社では、他の条件を満たしていても対象から外れます
- どの許可・登録で請け負う会社か:建設リサイクル法に基づく解体工事業の登録か、建設業法の許可が必要です。岐阜県は、土木一式・建築一式・解体工事業のいずれかの許可があれば登録は要らないとしています。登録だけの会社が請け負えるのは500万円(消費税を含む)未満の解体工事です。許可は国土交通省の検索システムに載っていますが、登録は載っておらず、都道府県の名簿で扱われています
- 立木・工作物まで含めた見積書を出せるか:補助の対象工事は同じ敷地の建築物・工作物・立木等のすべてです。母屋だけの見積書では、範囲が条件に合いません
この3つに加え、見積書の内訳・様式が市の条件に合うかを確かめてから、交付申請に添えます。
大垣市の空き家の解体補助金でよくある質問
今年度はもう申し込めませんか?
できません。市のページは「補助金の申請件数が予算件数に達したため、今年度の受付を終了させていただきます。」としています(2026年9月17日更新)。市は「予算の範囲内で終了」と案内しており、令和8年度は申請件数が予算件数に達したため受付が終わりました。次の年度も補助が続くか、受付の時期と条件は、市の発表で確かめる必要があります。令和8年度の案内では、対象工事は「5月下旬以降着手する工事」とされています。第2次大垣市空家等対策計画には「空家等除却支援事業補助金の拡充を検討する」という記載もあります。
解体業者との契約はいつ結べばいいですか?
市の交付決定を受けたあとです。市のページは「工事請負契約締結前の工事のみが対象になります。市の交付決定後に工事の請負契約を締結してください。」としています。対象工事の条件でも「除却工事の着手前(工事請負契約締結前)であること(市の審査・承認後の工事着手であること)」と書かれています。見積書をもらった段階でいったん止めて、先に市へ申請する順番です。申請は工事の着手の概ね2週間前までで、申請から概ね3か月以内に着工する予定であることも求められます。
母屋だけ壊して、庭木や物置は残せますか?
その工事は対象になりません。市のページは対象工事を「空家等が所在する同一敷地内(隣接する同一所有者の敷地を含む。)のすべての建築物、工作物及び立木等を除却する工事」としています。母屋のほかに物置・カーポート・ブロック塀などの工作物、庭木などの立木も含めて除却する工事が条件です。隣接する同じ所有者の敷地も範囲に入ります。見積もりを頼む段階で、この範囲で金額を出してもらう必要があります。
市外の解体業者に頼んでも補助金は出ますか?
出ません。市のページは対象工事の条件として「市内業者が実施する工事」を挙げています。交付申請書には施工事業者の事業者名と所在地を書く欄があり、そこで確かめられます。本店・本社の所在地は公式サイトの会社概要で分かりますが、市は「市内業者」の中身を書いていないため、その住所で条件を満たすかは住宅課で確かめられます。建設業の許可は国土交通省の検索システムで確認でき、解体工事業の登録は都道府県の名簿で扱われています。
住宅ローンが残っている家は対象になりますか?
その家に抵当権が付いたままなら対象になりません。市のページは対象空家等の条件として「空家等に所有権以外の権利が設定されていないもの」を挙げています。抵当権は、住宅ローンなどの担保として不動産に付けられる権利で、所有権以外の権利にあたります。完済していても抹消の登記が済んでいないと登記簿に残ったままです。申請には空家等の登記事項証明書(全部事項証明書)の原本を添えるため、その段階で分かります。
名義が亡くなった親のままでも申請できますか?
できる場合があります。市のページは対象者を「空家等の所有者もしくは相続人、又は所有者等から同意を受けた方」としており、交付申請書にも所有者との関係を本人・相続人・同意を受けた者・その他から選ぶ欄があります。相続人が申請する場合は、戸籍謄本等の原本を添えます。所有者が死亡している場合は、死亡の記載があるものとつながりが分かるものが必要です。あわせてチェック表には「相続人であれば(同意書は)必要ではないが、他の相続人がいる場合は『誓約書』を提出」という但し書きがあります。相続人が複数いる場合は、住宅課で確かめておくと窓口でのやり直しを防げます。
まとめ|見積書をもらったら、契約の前に市へ
大垣市の空家等除却支援事業補助金は、対象工事費用の3分の1・上限30万円です。延床240平方メートル以上、または中心市街地活性化基本計画区域内なら上限40万円。工事は同じ敷地の建築物・工作物・立木等をすべて除却するもので、市内業者が行うことが条件です。令和8年度の受付は予算件数に達して終了しています。
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※制度と金額は変わることがあります。受付の状況や申請の可否は、大垣市の都市計画部 住宅課で確かめられます。
この記事で参考にした資料 (2026年10月1日〜11日確認・タップで開く)
- 大垣市「空家等除却支援事業補助金」のご案内(2026年9月17日更新。受付終了の告知・契約の順番・対象者・対象空家等・対象工事・助成額・助成回数・申請期限・必要書類)
- 大垣市交付申請書(第1号様式・第6条関係)PDF(所有者との関係・施工事業者の事業者名と所在地・敷地の立ち入り同意・該当非該当の欄・添付書類)
- 大垣市交付申請必要書類チェック表(PDF)(印鑑・住民票の条件・完納証明書の取り先・登記事項証明書・誓約書の但し書き・現況写真の撮り方)
- 大垣市補助金フロー図(PDF)(交付申請→審査→交付決定→工事→実績報告→額の確定→請求→交付)
- 大垣市空家除却及び申請同意書(第2号様式・PDF)
- 大垣市大垣市第2次空家等対策計画
- 大垣市第2次大垣市空家等対策計画【概要版】(PDF)(空き家11,460戸・空き家率15.9%・実態調査の不良度と利活用可能性・補助件数の目標値。もとは総務省「平成30年住宅・土地統計調査」と市の令和4年度空家等実態調査)
- 大垣市第2次大垣市空家等対策計画(本編・PDF)(除却支援の方針・補助金の拡充の検討・勧告と住宅用地特例)
- 大垣市空家等の適切な管理について(特定空家等の状態と措置・住宅用地特例の適用除外)
- e-Gov法令検索空家等対策の推進に関する特別措置法(第2条=空家等と特定空家等/第22条=助言・指導から命令・代執行まで)
- e-Gov法令検索地方税法(第349条の3の2=住宅用地に対する課税標準の特例)
- 国土交通省建設業者・宅建業者等企業情報検索システム(建設業の許可の確認・2026年10月10日確認)/建設業の許可とは(「軽微な建設工事」の500万円は消費税・地方消費税を含む・2026年10月11日確認)
- 各社の表記=解体無料見積ガイド/リビンマッチとリビン・テクノロジーズの会社概要。地元業者の所在地・許可=林組(会社概要/個人のお客様へ/法人のお客様へ)/斫木村/マルイケの公式サイト(2026年10月11日確認)
- 岐阜県解体工事業登録制度(登録だけで請け負える工事は500万円未満)と解体工事業登録業者一覧(PDF・2026年8月31日現在)(2026年10月11日確認)
