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「日立市の実家が空き家のままになっている。解体に補助金が出ると聞いたが、いくら出るのか、いつ申し込むのかが分からない」
日立市の空き家解体補助金は2本立てです。どちらも工事費の3分の1ですが、跡地を売却・賃貸するなどの場合は上限50万円、土地を返す・自分で管理を続けるなら上限30万円。同じ家でも、跡地をどうするかで20万円変わります。
この記事は、市の案内と交付要綱(市が補助の条件を定めた規則)の両方を読んで条件を並べたものです(2026年9月29日確認)。
まず決めること
跡地を売る・貸すのか、持ち続けるのか。ここで使える補助金と上限が変わります
順番が特徴
日立市は工事を終えて支払ってから申請します。先に申請する市とは逆です
業者の縛り
市内に本店または営業所がある業者の工事だけが対象になります
- 2つの補助金の分かれ目と、上限額が20万円変わる理由
- 対象になる家と人の条件(案内に無く交付要綱にだけある条件も)
- 工事費からの計算のしかたと、上限に当たる工事費の額
- 工事のあとに申請する順番と、そろえる書類7点
- 日立市の空き家の数と、「その他の住宅」だけ増えている状況
- 更地にしたあとの土地の税がどう変わるか
- 壊す以外に市が用意している補助金
どちらの補助金になるか|跡地を手放すなら50万円、持ち続けるなら30万円
日立市の空き家解体補助金は、跡地をどうするかで2つに分かれます。補助率はどちらも工事費の3分の1で、変わるのは上限額です。
表は横にスクロールできます
| 利活用型 | 宅地再生創出型 | |
|---|---|---|
| 上限額 | 50万円 | 30万円 |
| 補助率 | 工事費の3分の1 | 工事費の3分の1 |
| 対象になる解体 | ①空き家を解体した日から1年以内に跡地を売却・贈与又は賃貸した場合 ②空き家の敷地を取得又は賃借し、その契約の日から1年以内に空き家を解体した場合 ③空き家を解体した日から1年以内に跡地を公共的利用に供した場合(※要事前相談) | 空き家を解体し、土地を返地する場合や跡地の自己管理を継続する場合など |
| 申請できる人 | ①補助対象空き家の所有者又は相続人 ②補助対象空き家の敷地を取得又は賃借した方 ③市税等(市税・国民健康保険料・後期高齢者医療保険料・介護保険料)を滞納していない方 | ①補助対象空き家の所有者又は相続人 ②市税等を滞納していない方 |
相続した実家を売るつもりなら、上限は50万円のほうになります。跡地を人に貸す場合も同じ枠です。ただし交付要綱は、賃貸借(使用貸借を含む)の相手方が配偶者又は一親等の親族である者は補助対象者としないと定めています。親や子に貸す形では使えません。逆に、土地だけ残して自分で草を刈り続けるなら30万円の枠です。
どちらの枠になるかは解体のあとに跡地をどうしたかで決まります。利活用型は申請のときに不動産の売買契約書または賃貸借契約書の写し等が必要です。売る予定なら、解体の前に「いくらで売れそうか」を確かめておくと、枠を選び間違えにくくなります。
なお2つを重複して申請することはできません。ただし宅地再生創出型の交付要綱は、利活用型の交付申請を取り下げたあとに申請することは妨げないとしています。

対象になる家と、申請できる人|条件は建物と工事で4つずつ
建物の条件は2つの型で共通です。1つでも外れると対象になりません。
建物の条件|4つ全部に当てはまること
- 戸建住宅又は併用住宅(店舗や事務所と住まいが同じ建物にあるもの)であること
- 旧耐震基準(1981年(昭和56年)5月31日以前の建築確認)の建物であること
- 1年以上誰も住んでいない、又は所有者等が亡くなった後誰も住んでいない建物であること
- 延べ床面積が50平方メートル以上であること(併用住宅は、居住部分の床面積が延べ床面積の2分の1以上かつ50平方メートル以上)
店舗と住まいが一緒の建物は、住まいの側が半分以上ないと外れます。案内は建物の条件を「居住部分の床面積が50㎡以上」と短く書いていますが、交付要綱と市のページは「延べ床面積が50平方メートル以上」です。戸建住宅なら延べ床面積で数えます。
このほか交付要綱は、特定空家等に指定されている建物(空家等対策の推進に関する特別措置法第2条第2項)、公共事業の補償の対象になっている建物、宅地建物取引業を営む者が営利目的として所有する建物を対象から外しています。危険な空き家ほど出ると思われがちですが、特定空家等に指定されると逆に対象外です。
工事の4つの条件|業者は市内に本店か営業所があること
- 原則更地とする工事(建物を取り払って何も建っていない土地にする工事)であること
- 解体に要する費用が50万円以上であること
- 2024年(令和6年)4月1日以降に解体工事の請負契約を締結していること
- 市内に本店若しくは営業所を有する法人又は個人事業者が行う工事であること(建設業法の規定による許可を受けた者、又は建設リサイクル法の規定による登録を受けた者が請け負う工事)
案内より細かい条件=交付要綱は、請負契約の時期を「補助を申請する日が属する年度の前々年度の4月1日以降に請負契約を締結している」と定めています。案内の「令和6年4月1日以降」は、2026年度(令和8年度)に申請する場合の言い方です。
また市のページと交付要綱は、補助金の交付は補助対象者1人につき1回限りとしています。同じ人が2棟目に使うことはできません。
業者の条件は読み飛ばされやすいところです。市内に本店も営業所もない会社に頼むと、ほかの条件を満たしていても補助金が出ません。見積もりを取る段階で、本店か営業所が日立市内にあるかを確かめておくことになります。
補助額の計算|工事費の3分の1・1,000円未満は切り捨て
交付要綱第8条は、補助金の額を「補助対象経費に3分の1を乗じて得た額(その額に1,000円未満の端数があるときは、当該端数を切り捨てた額)」と定め、利活用型では50万円を限度としています。
計算の例|工事費が150万円で上限に当たる
下の表は、当サイトが交付要綱の計算方法から計算した参考値です(併用住宅ではない、条件を全部満たす家の場合)。
交付要綱は、補助対象経費を解体の工事費・廃材の収集運搬費や処分費・整地費・それらの諸経費としたうえで、「補助対象空き家及びその敷地内の動産の処分費は、補助対象経費としない」としています。家の中の残置物を片づける費用は、計算のもとに入りません。
表は横にスクロールできます
| 補助対象経費(解体の工事費など) | 3分の1の額 | 利活用型(上限50万円) | 宅地再生創出型(上限30万円) |
|---|---|---|---|
| 60万円 | 20万円 | 20万円 | 20万円 |
| 90万円 | 30万円 | 30万円 | 30万円(ここで上限) |
| 120万円 | 40万円 | 40万円 | 30万円 |
| 150万円 | 50万円 | 50万円(ここで上限) | 30万円 |
| 200万円 | 66.6万円 | 50万円 | 30万円 |
工事費が150万円を超えると、利活用型でも増えません。宅地再生創出型は90万円で頭打ちです。木造の家の解体費がどのくらいになるかは木造住宅の解体費の坪単価の記事で整理しています。
併用住宅は、居住部分のみが補助対象経費です。交付要綱は「居住部分と居住部分以外の部分の床面積の割合で按分して算出する」としています。按分とは、床面積の割合で分けて計算することです。併用住宅は、計算のもとになる額がその分だけ小さくなります。

申請は工事のあと|日立市は「払ってから出す」順番
ここが日立市のいちばんの特徴です。交付申請に、工事請負契約書の写し・領収書の写し・完了写真を添えます。つまり工事を終えて支払ってから申請する仕組みです。
ほかの市とは順番が逆のことがあります。久喜市の解体補助金も熊谷市の解体補助金も、契約や着工の前に申請する仕組みでした。栃木県の宇都宮市の解体補助金も、市の判定を受けてから交付申請、交付決定のあとに工事という順番です。岐阜県の大垣市の解体補助金にいたっては、請負契約そのものを交付決定のあとに結ぶ決まりです。日立市の案内を「先に申請するもの」と読むと、必要な書類がそろいません。
交付申請に出す書類
- 交付申請書市のホームページからダウンロードできる様式第1号です
- 解体前の「空き家の写真」壊す前に撮っておく必要があります。工事が始まってからでは戻れません
- 工事請負契約書の写し令和6年4月1日以降の契約であることが条件です
- 見積書又は請求書の写し市は「工事の内訳明細が記載されたもの」と指定しています。一式いくらの見積書では足りません
- 領収書の写し支払いが済んでいることの証拠です
- 完了写真工事が終わったことの証拠です
- 不動産の売買契約書又は賃貸借契約書の写し等利活用型で、跡地を売却・賃貸した場合に必要です
市は、書類等の審査を行い補助金交付決定通知を2週間程度で郵送するとしています。そのあと交付請求書と通帳の写しを出すと、請求から1か月程度で指定の口座に振り込まれます。
交付決定の通知まで
2週間程度
書類等の審査のあと郵送
請求から振り込みまで
1か月程度
指定の口座へ
申請は工事のあと、準備は契約の前です。市のページは「補助金の申請時には、工事着手前の空き家の状況を確認する書類が必要となります」として、工事契約締結前に準備するよう案内しています。あわせて「解体工事前に必ずご相談ください」ともしています。
先に出ていくお金は全額です。工事費を自分で払ってから申請し、決定と請求を経て振り込まれます。市は令和8年度分について「令和8年度の申請受付を開始します。」とし、「令和8年度の予算には限りがあります」としています。補助の対象になるか分からない場合は、解体をする前に一度相談してほしいとも案内しています(窓口=都市建設部 住政策推進課 空き家対策室)。
解体したあとの土地の税|住宅用地特例から外れる
建物を壊すと、その土地は住宅用地の特例から外れます。地方税法第349条の3の2は、固定資産税について、住宅用地の課税標準(税額の計算のもとになる額)を、小規模住宅用地(200平方メートル以下の部分)で価格の6分の1、一般住宅用地で3分の1とする特例を定めています。
小規模住宅用地
200平方メートル以下の部分は、固定資産税の課税標準が価格の6分の1
一般住宅用地
200平方メートルを超える部分は3分の1
更地にすると
建物が無い土地はこの特例の対象から外れます
この特例は「住宅が建っている土地」に付くものです。固定資産税は1月1日時点の状態で決まるので、1月1日に建物が無ければ、その年度から特例が外れます。補助金で50万円を受け取っても、土地の税が上がる分は毎年続きます。
売る予定があるなら、税が上がる前に手放せるかどうかが分かれ目になります。相続した空き家を売る場合は、要件を満たすと譲渡所得から最高3,000万円を差し引ける特例があります(国税庁「被相続人の居住用財産(空き家)を売ったときの特例」)。国税庁は注として、令和6年1月1日以後に行う譲渡で、その相続又は遺贈による被相続人居住用家屋及びその敷地等の取得をした相続人の数が3人以上である場合は、特別控除額が2,000万円までとしています。市の案内も、この特例と低未利用土地等の100万円控除を紹介しています。壊してから売るか、古家付きで売るかの比べ方は解体と売却どちらが得かの記事にあります。

日立市の空き家|15,640戸・17.6%。減ったのに「その他の住宅」は増えている
日立市が2022年(令和4年)9月に作った第2期 日立市空家等対策計画は、平成30年の住宅・土地統計調査をもとに市の空き家をこう整理しています。
表は横にスクロールできます
| 平成30年調査(カッコ内は平成25年調査) | 全国 | 茨城県 | 日立市 |
|---|---|---|---|
| 総住宅数 | 62,407,400戸(60,628,600戸) | 1,328,900戸(1,268,200戸) | 88,790戸(93,600戸) |
| 空き家数 | 8,488,600戸(8,195,600戸) | 197,200戸(184,700戸) | 15,640戸(17,010戸) |
推移|数は減ったが、率は全国・県より高い
計画は空き家数と空き家率の推移を、H10 9,050戸(11.9%)、H15 10,750戸(13.5%)、H20 12,750戸(14.3%)、H25 17,010戸(18.2%)、H30 15,640戸(17.6%)と示しています。
そのうえで計画の本文は、「本市においては、空き家数は約15,000戸(−約1,300戸)、空き家率は17.6%(−0.6ポイント)、『その他の住宅』の空き家率は6.1%(+1.5ポイント)で、空き家率及び『その他の住宅』の空き家率は、全国及び茨城県と比較して高くなっています。」としています。
総数は減ったのに、「その他の住宅」だけ増えているところが読みどころです。計画の表では、日立市の「その他の住宅」の空き家数は5,380戸(平成25年調査は4,290戸)で、戸数でも増えています。計画は「その他の住宅」を、上記以外の人が住んでいない住宅で、例えば転勤・入院等のため居住世帯が長期にわたって不在の住宅や、建て替え等のために取り壊すことになっている住宅等としています。日立市が解体の補助金を2本立てにして、跡地を手放す場合の上限を高くしているのは、この動きと重なります。
壊す以外の道|市には利活用の補助が別にある
解体だけが補助の対象ではありません。日立市は空き家に関する補助金を4つ並べています。
- 空き家解体補助金(利活用型)=跡地を売却・賃貸等する場合(上限50万円)
- 空き家解体補助金(宅地再生創出型)=土地を返す・自分で管理を続ける場合(上限30万円)
- 空き家利活用促進事業=空き家を使う側の制度
- 空き家利活用リフォーム補助金=空き家を直して使う場合の制度
建物がまだ使える状態なら、日立市が別に用意している利活用の補助を先に見る道も残ります。解体費を出してから売るか、そのまま売るかで、手元に残る額が変わります。判断の材料は、解体の見積もりと、古家付きのまま売った場合の査定額の両方です。
立て替える解体費と、売った場合の金額を先に知る
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日立市の補助金は工事の代金を全額払ってから申請する仕組みで、利活用型を使うなら跡地を売却・賃貸した証拠まで必要です。そのため先に必要なのは、解体にいくらかかるかと、売るならいくらになるかの2つの数字です。
下の2社の表記は公式サイトで確認したもので、2社とも当サイトが紹介料を受け取る関係にあります。そのあとに、紹介料の関係がない日立市内の解体業者3社を並べます。
表は横にスクロールできます
| 相談先 | 何が分かるか | 日立市の補助金との関係 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 解体無料見積ガイド | 解体の一括見積もり | 立て替える工事費と、3分の1がいくらになるかが分かる | 工事費が150万円を超えるかを知りたい人 |
| リビンマッチ | 売却の一括査定 | 利活用型(上限50万円)を使えるかの判断材料になる | 跡地を売るか、古家付きで売るかを決めたい人 |
| 市内の業者に直接頼む | 見積もり | 市内に本店か営業所があることが補助の条件 | 近所の会社に心当たりがある人 |
解体の一括見積もり内訳のある見積書補助金申請サポート
解体無料見積ガイド
| 運営 | 一般社団法人あんしん解体業者認定協会 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都港区芝浦4丁目12-31 VORT芝浦WaterFront 4階 |
| 同時依頼 | 「無料で6社まで比較できます」 |
| 業者の条件 | 「解体工事業登録(500万円未満)または建設業許可(500万円以上)を適切に取得し、解体工事施工技士などの有資格者が在籍し、損害賠償責任保険へも加入済みの業者のみをご紹介」 |
| 費用 | 「仲介手数料など一切無料」 |

- 日立市の補助金は工事費の3分の1です。複数社の見積もりが並ぶと、3分の1がいくらになるか、上限50万円に届くかが先に見えます
- 申請には「工事の内訳明細が記載された」見積書または請求書の写しを添えます。内訳が分かれた見積書を比べられます。紹介された会社の所在地と、見積書の内訳・様式が申請先の条件に合うかを確かめます
- 向く人:工事費が150万円を超えるかどうかを、数字で確かめたい人
- 日立市の補助は市内に本店か営業所がある業者の工事が条件です。紹介された会社の所在地は、こちらから聞いて選ぶことになります
- 現地を見てからでないと金額は確定しません。3分の1がいくらになるかが決まるのも、同じ段階です
- 契約の時期にも条件があります(申請する年度の前々年度の4月1日以降)
売却の一括査定売却と買取の2入口東証グロース上場の会社が運営
リビンマッチ
| 運営 | リビン・テクノロジーズ株式会社(東証グロース上場・証券コード4445) |
|---|---|
| 所在地 | 東京都中央区日本橋堀留町1-8-12 ホウライ堀留ビル8階 |
| 免許 | 宅地建物取引業者免許 東京都知事(1)第112327号 |
| 参加社数 | 「全国で2,100社以上(サービスごとに社数は異なる)の不動産会社がリビンマッチに参加しています」 |
| 入力 | 「最短45秒ネットでお手軽査定依頼」(公式トップの画像内の表記) |

- 利活用型(上限50万円)は跡地を売却または賃貸したことが条件です。売れる見込みの額が先に分かると、50万円の枠を狙えるかどうかが判断できます
- 古家付きのまま売る道も残ります。解体費を出す前に、両方の数字を並べられます
- 向く人:壊してから売るか、そのまま売るかを決めきれていない人
- 査定額は各社の見立てで、売却価格を保証するものではありません。利活用型の申請で求められるのは売買契約書の写し等で、査定額そのものは申請の書類になりません
- 名義が亡くなった親のままでも査定は取れますが、売買契約の段階では相続登記が済んでいることが求められるのが通常です
- 参加社数には公式の本文に「サービスごとに社数は異なる」という但し書きがあります
ここからは日立市内に本店がある解体業者3社です。当サイトはこの3社から紹介料を受け取っていません。公式サイトで所在地を確認し、市の「市内に本店若しくは営業所を有する」という条件に当たる会社を選びました(許可番号は公式サイトに載っている会社だけ表に入れています)(2026年9月29日確認)。
日立市諏訪町住宅の解体が主建設業許可あり
株式会社幸建
| 所在地 | 茨城県日立市諏訪町1丁目5-12-2F |
|---|---|
| 許可 | 茨城県知事許可(般-27)第35068号 |
| 扱う工事 | 住宅・アパートの解体工事、店舗・ビルの解体工事 |
| 対応する地域 | 公式サイトは「主に地元日立市」とし、常陸太田市・高萩市・北茨城市・東海村・ひたちなか市・那珂市・常陸大宮市・大子町・水戸市・大洗町なども挙げています |

- 住宅の解体が主な会社で、自社サイトに日立市の空き家解体補助金の案内を載せています(載っているのは令和4年度版です)。制度を扱った経験があるかどうかで、書類の話の進み方が変わります
- 公式サイトは代表取締役を本間幸江、社員数を6名としています
- 向く人:住宅1棟の解体を、市の制度を扱った経験がある会社に頼みたい人
- 掲載している許可は建設業の許可です。工事の規模によって必要な許可・登録は変わります
- 金額は現地を見てからです。補助金の条件に合う見積書(内訳明細つき)を出せるかを、最初に確かめておくと見積もりを取り直す手間が減ります
日立市東大沼町解体工事業の許可一般廃棄物の許可
横川総建株式会社
| 所在地 | 茨城県日立市東大沼町1丁目18-6 |
|---|---|
| 許可 | 解体工事業 茨城県知事許可(般-05)第38161号 |
| その他の許可 | 産業廃棄物収集運搬業 茨城県許可番号 00801238159/日立市一般廃棄物処理業収集運搬 許可番号:第610号 |
| 扱う工事 | 公式サイトは「解体工事を行っております」としています |

- 解体工事業の許可に加えて、産業廃棄物収集運搬業の許可も公式サイトに載せています。解体で出る廃材は産業廃棄物なので、行き先まで自社で扱える体制かを確かめる手がかりになります
- 公式サイトの会社概要は、設立2023年3月・従業員数4名(ほか協力会社員 約5名)としています。解体工事の届出や許可についての解説も置かれています
- 向く人:廃材の運搬まで自社で扱える体制かを確かめたい人
- 設立から日が浅い会社です。現地を見てもらったうえで、内訳のある見積書を出せるかを確かめておくと安心です
日立市桜川町総合建設業解体は事業の1つ
株式会社飯島土建
| 所在地 | 茨城県日立市桜川町2丁目12番12号 |
|---|---|
| 扱う工事 | 土木工事・建築工事・システム建築・舗装工事・住宅・介護リフォーム・テント倉庫・工場・外構・砕石敷き工事・危険物倉庫・物置設置・パーテーション工事・特殊工事・改修・耐震工事・解体工事 |
| 実績の例 | 公式サイトの施工実績に「久慈体育館解体工事」「移動式倉庫解体工事」などが並んでいます |

- 公式サイトの施工実績に「久慈体育館解体工事」「移動式倉庫解体工事」が並んでいます。公共施設の解体を手がけた会社です
- 土木・建築・舗装まで扱うため、擁壁や造成がからむ土地の解体をまとめて相談できます
- 向く人:解体だけでなく、土地の整地や擁壁の手当てまで一緒に見てほしい人
- 解体は複数ある事業の1つです。住宅の解体だけを頼む場合の見積もりの出し方は、最初に確かめておくことになります
- 公式サイトでは建設業の許可番号を確認できませんでした。市の条件(建設業法の許可または解体工事業の登録)に当たるかは、見積もりのときに聞くことになります
日立市の業者に直接頼む場合|自分で確かめる3つ
日立市の補助は「市内に本店若しくは営業所を有する」会社の工事が条件です。上の3社に限らず、この条件に当たるかどうかを最初に確かめることになります。あわせて、工事のあとの申請で使える見積書かどうかも、この時点で分かります。
- 本店か営業所が日立市内にあるか:市の条件はここです。近隣の市の会社でも、日立市内に営業所があれば当たります
- 建設業法の許可、または建設リサイクル法の解体工事業の登録があるか:どちらかが必要です。建設業の許可は国土交通省の検索システムで確かめられます
- 内訳明細のある見積書を出せるか:市は「工事の内訳明細が記載されたもの」と指定しています。一式いくらの見積書では申請に使えません
解体工事業の登録は都道府県の名簿で扱われるもので、上の検索システムには載っていません。
日立市の空き家の解体補助金でよくある質問
跡地を売る予定ですが、売れる前に申請できますか?
利活用型の交付申請には、不動産の売買契約書又は賃貸借契約書の写し等が必要とされています。申請できるのは、売却や賃貸が決まってからです。売れるかどうかが読めない段階なら、先に査定を取って、古家付きで売る場合と更地にして売る場合の金額を並べる方法があります。跡地を手放さず自分で管理を続ける場合は、上限30万円の宅地再生創出型が対象です。
工事の前に申請しなくて大丈夫ですか?
日立市の交付申請には、工事請負契約書の写し・見積書又は請求書の写し・領収書の写し・完了写真を添えます。工事を終えて支払ってから申請する仕組みです。ただし請負契約の時期には条件があり、交付要綱は「補助を申請する日が属する年度の前々年度の4月1日以降に請負契約を締結していること」としています。また市は予算に限りがあるとしているので、解体の前に一度相談することを案内しています。
市外の解体業者に頼んでも補助金は出ますか?
出ません。市の案内は、補助対象工事の条件として「市内に本店若しくは営業所を有する法人又は個人事業者が行う工事であること」を挙げています。あわせて、建設業法の規定による許可を受けた者、又は建設リサイクル法の規定による登録を受けた者が請け負う工事であることも条件です。市外の会社に頼む場合でも、日立市内に営業所があるかどうかで変わります。
2棟目の空き家にも使えますか?
交付要綱は「補助金の交付は、補助対象者1人につき1回を限度とする」と定めています。1人で複数の空き家を持っている場合、補助を受けられるのは1回です。共有名義の場合、市のページと交付要綱は「全ての共有者から当該空き家の解体について同意を得た方」に限るとしています。相続人が複数のときも「全ての相続人から同意を得た方」です。
店舗兼住宅でも対象になりますか?
対象になることがあります。ただし条件が2つ付きます。まず建物の条件として、交付要綱は併用住宅について「居住部分の床面積が延べ床面積の2分の1以上かつ50平方メートル以上であること」としています。次に補助対象経費が居住部分のみになり、居住部分と居住部分以外の部分の床面積の割合で按分して算出されます。店舗の割合が大きい建物ほど、計算のもとになる額が小さくなります。
補助金はいつ振り込まれますか?
市の案内によると、書類等の審査を行い補助金交付決定通知を2週間程度で郵送し、交付請求書と通帳の写しを提出すると、請求から1か月程度で指定の金融機関の口座に振り込まれます。工事代金は先に自分で払うため、解体費の全額を一度立て替えることになります。
まとめ|先に決めるのは「跡地をどうするか」
日立市の空き家解体補助金は、跡地の使いみちで上限が変わります。売る・貸すなら利活用型で上限50万円、土地を返す・自分で管理を続けるなら宅地再生創出型で上限30万円。どちらも工事費の3分の1で、1,000円未満は切り捨て、1人1回が限度です。
※制度と金額は変わることがあります。申請の可否や書類は、日立市の都市建設部 住政策推進課 空き家対策室で確かめられます。
この記事で参考にした資料 (2026年9月29日確認・タップで開く)
- 日立市空き家解体補助金(利活用型)令和8年度版(対象・条件・申請の流れ・受付開始日)
- 日立市空き家解体補助金(宅地再生創出型)令和8年度版
- 日立市空き家解体補助金(利活用型)のご案内(令和8年度版・PDF)(上限50万円・補助額は工事費の1/3・対象工事・申請書類・交付までの流れ)
- 日立市空き家解体補助金(宅地再生創出型)のご案内(令和8年度版・PDF)(上限30万円)
- 日立市日立市空き家解体補助金(利活用型)交付要綱(PDF)(第8条=3分の1・1,000円未満切り捨て・50万円を限度・1人1回/併用住宅の按分/前々年度4月1日以降の請負契約)
- 日立市第2期 日立市空家等対策計画(2022年9月・PDF)(空き家の総数比較・空き家数と空き家率の推移。もとは総務省「平成30年住宅・土地統計調査」)
- 日立市空き家に関する補助金(一覧)(解体2本・利活用促進・利活用リフォームの4つ)
- 日立市空き家利活用促進事業(令和8年度版)
- e-Gov法令検索地方税法(第349条の3の2=住宅用地に対する課税標準の特例)
- 国税庁No.3306 被相続人の居住用財産(空き家)を売ったときの特例
- 国土交通省建設業者・宅建業者等企業情報検索システム(建設業の許可の確認)
- 各社の表記=解体無料見積ガイド/リビンマッチの公式サイト。地元業者の所在地・許可=幸建/横川総建/飯島土建の公式サイト(2026年9月29日確認)
