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空き家の一括査定は何が違うのか|3社を同じ9項目で並べた結果と、800万円以下の実家で変わる仲介手数料

築年数の古い木造一戸建ての前で、書類とスマートフォンを手にした男性が家を見ている様子

※本記事にはアフィリエイト広告(PR)が含まれます。

「相続した実家を売ろうと一括査定を調べたが、どこも『無料』『最大6社』と書いてあって、何が違うのか分からない」

違いが出るのは査定額ではありません。申し込める地域・比べられる売却方法・連絡の来かたの3つです。実際に各社の申込フォームで選べる都道府県を数えると、選べる都道府県が47ある会社と、9都府県だけの会社がありました。遠方の実家だと、そもそも申し込めない場合があります。

申し込める都道府県47/9フォームで実測 同時に依頼できる数最大6社上限の記載がない社も 800万円以下の家33万円依頼者の一方から受け取れる上限(税込)

この記事は、リビンマッチ・HOME4U・いえカツLIFEの3社を同じ9項目で並べ、公式サイトのどこに書いてあったかまで添えたものです(2026年9月26日確認)。

地域で落ちる

申込フォームで選べる都道府県が9つだけのサービスがあります。地方の実家では使えません

方法で変わる

仲介だけを比べるのか、買取やリースバック(売った家に住み続ける方法)も一度に並ぶのかが分かれます

手数料が変わる

価格800万円以下の宅地建物は、仲介手数料の上限が原則と別に定められています

この記事でわかること
  • 3社の申込フォームで実際に選べる都道府県の数
  • 同じ9項目で並べた比較表と、項目を決めた理由
  • 価格800万円以下の実家で、仲介手数料の上限がどう変わるか(国土交通省)
  • 査定額と売却額は別のもの。額ではなく幅と根拠を見る理由
  • 3社のうち、当サイトが紹介料を受け取る関係にあるのはどれか
目次

差がつくのは査定額ではなく、申し込める範囲と連絡の来かた

一括査定は、入力した物件情報を複数の不動産会社に渡し、各社が出した査定額を持ち主が見比べる仕組みです。査定額は会社ごとに違いますが、それはサービスの差ではなく、参加している不動産会社の差になります。

そのため、サービスを選ぶときに見るのは額そのものではなく「どの会社に、どういう形で渡るか」のほうです。空き家の場合はここに事情が重なります。

  • 実家が遠い:申し込める地域が限られていると、そもそも見比べる対象になりません
  • 売れるかどうかが読めない:仲介で買い手を待つのか、買取で早く手放すのかで、相談する会社が変わります
  • 相続人が複数いる:連絡が誰に何件来るかを先に決めておかないと、話が散らかります
  • 再建築不可や借地権:建て替えができない土地や、他人の土地を借りて建てた家の権利のことです。物件の種類として選べないサービスでは、入力の段階で止まります

売るか壊すかで迷っている段階の方は、先に解体と売却どちらが得かの記事を見てからのほうが、査定の使いみちがはっきりします。

台所のテーブルでノートパソコンの画面を見ながら、手に持った書類と見比べている女性。テーブルには封筒とメモ帳が置かれている

評価の9項目と、その項目を見る理由

公開されている情報だけで確かめられて、しかも読者の手数が変わる項目を9つ選びました。「対応が丁寧か」のように、外から確かめられないものは入れていません。

表は横にスクロールできます

項目なぜ見るか確かめ方
① 申し込める都道府県遠方の実家だと、ここで落ちることがある申込フォームの「物件の所在地」の都道府県の選択肢を数える
② 同時に依頼できる社数連絡が来る件数の上限。対応できる数かどうか公式の表記(「最大6社」など)
③ 比べられる売却方法仲介だけか、買取・リースバックも並ぶか入口のメニューと査定の種類
④ 物件の種類再建築不可・借地権(他人の土地を借りて建てた家の権利)・底地(その借地権が付いた土地の所有権)を選べるかフォームの物件種別の選択肢
⑤ 入力の形チャット形式か、選択式か。途中でやめられるか入口の画面を開いて見る
⑥ 連絡の来かた依頼していない会社から来ないと書いてあるか公式の説明文と注記
⑦ 参加社数と、その数え方「2,100社」が全部の窓口に当てはまるとは限らない本文の但し書きまで読む
⑧ 運営会社上場の有無、宅地建物取引業の免許の有無会社概要のページ
⑨ 数字の根拠の書き方「No.1」に調査の主体・時期・対象が添えてあるか注記の小さい字を読む

⑨を入れたのは、一括査定の分野では「No.1」の表示が多いためです。調査の主体・時期・対象人数・比較した相手が書いてあるかどうかで、その数字の意味が変わります。

3社を同じ9項目に並べた

2026年9月26日に、各社の公式サイトと申込フォームで確かめたものです。鍵カッコは公式の表記をそのまま写しています。

表は横にスクロールできます

項目リビンマッチHOME4UいえカツLIFE
① 申し込める都道府県47(チャット形式。地図で地方を選ぶと都道府県のボタンが出る。選択肢を実測)47(フォームの選択肢を実測)9(東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・栃木・群馬・大阪・兵庫)
② 同時に依頼できる社数公式トップに上限の記載なし「最大6社に一括で査定依頼」「最大6社で比較」
③ 比べられる売却方法不動産売却・不動産買取・任意売却・リースバックが別々の入口売却査定(仲介)「3つの売却査定額を一挙に一括比較」(公式トップの画像内の表記)=仲介・買取・リースバック
④ 物件の種類分譲マンション・一戸建て・土地・その他の4つ(その他に一棟・投資用・農地・店舗などが出るが、再建築不可・借地権・底地は無い)マンション・一戸建て・土地(その他の種別も選択可)上記に加えて再建築不可物件・借地権・底地・一棟・投資用
⑤ 入力の形チャット形式(「あなたが査定したい物件はどれですか?」から)選択式(「カンタン1分入力」の表示)選択式(「最短60秒で入力完了」の表示)
⑥ 連絡の来かた公式トップに件数・範囲の記載は見当たらず「もちろん依頼した会社以外からの連絡は一切ありません」+「※より正確な査定を行うために、査定結果の連絡の前に、不動産会社から確認の連絡が入る場合があります」「不動産会社によっては数日程度お待ちいただく場合がございます」
⑦ 参加社数と数え方「全国で2,100社以上(サービスごとに社数は異なる)の不動産会社がリビンマッチに参加しています」「実績のある不動産会社のみを選定し…約2,500社と提携しています」「超厳選800社」
⑧ 運営会社リビン・テクノロジーズ株式会社(東証グロース上場・証券コード4445)。宅地建物取引業者免許 東京都知事(1)第112327号株式会社NTTデータ・ウィズ(NTTデータグループ)株式会社サムライ・アドウェイズ(東証スタンダード市場・証券コード2489)
⑨ 数字の根拠No.1表示に調査概要あり(実施主体・2025年9月19日-23日・全国47都道府県在住3000人・競合の不動産一括査定サイト5社で比較)「売却査定数 累計75万件」と「2025年11現在」の表示「過去1年間の不動産売却経験者に対する自社アンケート調査(2023年3月実施)」
当サイトとの関係紹介料を受け取ります紹介料を受け取ります紹介料を受け取っていません

項目ごとに見えた違い

① 申し込めるのが9都府県だけのサービスがある

いえカツLIFEの申込フォームで選べる都道府県は、東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県・栃木県・群馬県・大阪府・兵庫県の9つでした(2026年9月26日に画面で確認)。この9つは「査定したい物件の所在地」の欄の話で、依頼者本人の住所の欄は47都道府県から選べます。

公式トップには「超厳選800社」と書かれていますが、その800社がどこにあるかは別の話になります。地方の実家を相続した場合、この9つに入っていなければ申し込みの画面で止まります。

「全国対応」と書いていないサービスは、トップページだけでは申し込める地域が分かりません。申込フォームを開いて、都道府県の選択肢を数えるのが早い確かめ方です。数えるだけなら、送信しなくても分かります。

②「最大6社」の6社は、同じ数え方ではない

HOME4UといえカツLIFEはどちらも6社ですが、根っこの母数が違います。HOME4Uは「約2,500社と提携」、いえカツLIFEは「超厳選800社」と書いています。

リビンマッチは公式トップの画像に「全国約2,100社以上の不動産会社から比較」と出ますが、本文には「全国で2,100社以上(サービスごとに社数は異なる)の不動産会社がリビンマッチに参加しています」とあります。売却・買取・賃貸管理・土地活用などを合わせた数で、窓口ごとの社数はこれとは別という意味に読めます。

同じページの中で、画像の側には但し書きが入っていません。数字を比べるときは、画像に焼かれた文字ではなく本文の但し書きまで読むと、意味の幅が分かります。

③ 連絡の来かたを書いているかどうか

相続した実家の話では、連絡が何件来るかが現実の負担になります。HOME4Uは「もちろん依頼した会社以外からの連絡は一切ありません」と書き、あわせて「※より正確な査定を行うために、査定結果の連絡の前に、不動産会社から確認の連絡が入る場合があります」と注記しています。査定額の前に電話が来ることがある、という意味です。

いえカツLIFEは、よくある質問で「不動産会社で査定額の算出方法が異なるため、ご連絡を差し上げるまでに不動産会社によっては数日程度お待ちいただく場合がございます」と説明しています。

リビンマッチとHOME4Uは、入力の途中で電話番号を求めます。相続人が複数いるときは、連絡を受ける人を1人に決めてから申し込むと、行き違いが減ります。

空き家の門扉と郵便受け。郵便物がはみ出し、庭の草が伸びている

800万円以下の実家は、仲介手数料の上限が変わる

査定額の比較と同じくらい金額に響くのが、売れたときに出ていく仲介手数料です。地方の実家のように価格が低い家は、原則とは別の上限が定められています。

そもそも仲介手数料の上限は、法律に基づいて国が決めています。宅地建物取引業法第46条第1項は「宅地建物取引業者が宅地又は建物の売買、交換又は貸借の代理又は媒介に関して受けることのできる報酬の額は、国土交通大臣の定めるところによる。」と定め、第2項で「宅地建物取引業者は、前項の額をこえて報酬を受けてはならない。」としています。

国土交通省「不動産取引に関するお知らせ」(空き家等にかかる仲介手数料の特例)

「不動産業者は、依頼者の一方(売主若しくは買主)から受領できる仲介手数料(税込)について、『低廉な空家等』(物件価格が800万円以下の宅地建物)の仲介については、当該媒介(仲介)に要する費用を勘案して、【原則】による上限を超えて受領できる。ただし、その上限額(税込)は『30万円×1.1倍の金額』以内。」
「低廉な空家等」の考え方=「価格800万円以下の宅地・建物」「使用の状態は問わない」

この特例は2024年(令和6年)7月1日以降の取り扱いです。同じページは、原則の計算例として物件価格1,000万円(税別)の場合を挙げ、200万円までの部分に5.5%、200万円を超え400万円までの部分に4.4%、400万円を超える部分に3.3%を掛けて合計し、依頼者の一方から受け取れる上限は39.6万円(税込)と示しています。

この計算例と同じ方法で、価格の低い家を計算すると次のようになります(当サイトが国土交通省の示す計算例から計算した参考値。税込)。

表は横にスクロールできます

売れた価格原則の上限(依頼者の一方から・参考値)特例の上限(依頼者の一方から)差
300万円15.4万円33万円+17.6万円
500万円23.1万円33万円+9.9万円
800万円33万円33万円同じ
1,000万円39.6万円(国土交通省の計算例)対象外—

安い家ほど、原則と特例の差が大きくなります。300万円で売れた実家なら、手数料の上限は2倍以上に変わります。

取られると決まっているわけではありません。特例は「受領できる」という上限の定めで、実際の額は媒介契約で決めます。国土交通省も「仲介手数料の額については、契約後トラブルの未然防止のために、不動産業者(宅地建物取引業者)への仲介の依頼(媒介契約の締結)に際し、あらかじめ、定められた上限額の範囲内で、合意しておくことが重要です」としています。
査定額を聞くときに「手数料はいくらになりますか」を一緒に聞いておくと、あとで金額に驚くことが減ります。

なお、同じページには賃貸の「長期の空家等」の特例(1か月分の賃料×2.2倍)も載っていますが、これは貸す場合の話で、売る場合とは別のものです。

査定額は、売れる値段ではない

一括査定で並ぶのは、各社が「この価格なら売れると考えます」と出した見立てです。いえカツLIFEの公式サイトも査定額の例に「※ 上記査定額は一例であり、売却価格を保証するものではございません。」と注記しています。

そのため、高い数字を出した会社が良い会社とは限りません。見るのは次の3つです。

  1. 幅を見る複数社の額が並んだら、いちばん高い数字ではなく上と下の幅を見ます。幅が大きいほど、その物件の値決めが難しいという意味になります
  2. 根拠を聞く近くで似た家がいくらで売れたか、どのくらいの期間で売れたかを聞きます。説明できる会社と、数字だけ出す会社が分かれます
  3. 自分でも相場を見る国土交通省の「不動産情報ライブラリ」では不動産取引価格情報や地価公示を、レインズ・マーケット・インフォメーション(不動産会社が加盟する情報網の成約価格を公開しているサイト)では成約価格情報を見ることができます

査定を頼む前に名義の確認も必要になります。査定を取ること自体は名義が親のままでも進められますが、売買契約の段階では相続登記が済んでいることが求められるのが通常です(相続登記を自分でやる手順の記事)。

不動産会社の打ち合わせテーブルで、スーツ姿の担当者が間取り図を指さし、年配の夫婦が見ている様子

条件別に、どれを使うか

ここまでの9項目を、実家の事情に当てはめると次のようになります。

実家が地方にある

まず、申し込める都道府県が47のサービスから当たります

早く手放したい

仲介だけでなく買取の査定も並ぶサービスだと、期間と金額の両方を見比べられます

再建築不可・借地権・底地

物件の種類として選べるサービスなら、入力の段階で止まりません

売れにくい条件の家をどう扱うかは、売れない空き家の記事で別に整理しています。売る手順そのものは相続した空き家を売る手順の記事にあります。

3社の公式画面と、自分で不動産会社を探すときの確認点

※この章にはアフィリエイト広告(PR)が含まれます。

下の3社の表記は、すべて2026年9月26日に公式サイトで確認したものです。
このうち当サイトが紹介料を受け取る関係にあるのはリビンマッチとHOME4Uの2社です。いえカツLIFEからは紹介料を受け取っていません。比較の項目は3社とも同じものを使っています。

表は横にスクロールできます

サービス申し込める地域この記事の観点での位置向いている人
リビンマッチ47(チャット形式)売却と買取の入口が分かれている金額の幅を先に知りたい人
HOME4U47連絡の範囲を明記している連絡の来かたを確かめてから頼みたい人
いえカツLIFE9都府県仲介・買取・リースバックを一度に比較対象の9都府県に実家がある人
自分で探して直接頼む—地元の会社は、その地域の買い手や道路の事情に詳しいことがある近所の会社に心当たりがある人

売却の一括査定売却と買取の2入口東証グロース上場の会社が運営

リビンマッチ

運営リビン・テクノロジーズ株式会社(東証グロース上場・証券コード4445)
所在地東京都中央区日本橋堀留町1-8-12 ホウライ堀留ビル8階
免許宅地建物取引業者免許 東京都知事(1)第112327号(公式の会社概要。2026年9月26日確認)
参加社数「全国で2,100社以上(サービスごとに社数は異なる)の不動産会社がリビンマッチに参加しています」
実績「リビンマッチで今までに受け付けた査定依頼や資料請求件数は、年間240,000件を突破しています」
入力「最短45秒ネットでお手軽査定依頼」(公式トップの画像内の表記)
リビンマッチ公式サイトのトップ画面。「完全無料でご利用できます」「家の価値いくら?査定する」と、東証グロース市場 約20年の運営実績・年間240,000件の査定依頼・資料請求実績・全国約2,100社以上の不動産会社から比較・最短45秒ネットでお手軽査定依頼・ご利用料金は0円の5つが表示
おすすめポイント
  • 入口が不動産売却と不動産買取に分かれています。時間をかけて売る場合と、期限を決めて手放す場合の両方の数字を別々に取れます
  • 「No.1」の表示に調査概要が添えてあります(実施主体=株式会社マーケティング アンド アソシェイツ、2025年9月19日-23日、全国47都道府県在住3000人、競合の不動産一括査定サイト5社で比較)。数字の出どころを自分で確かめられます
  • 向く人:相続人が複数いて、分け方を決める前に金額の幅をそろえておきたい人
ここは注意
  • 参加社数は、公式の本文に「サービスごとに社数は異なる」と但し書きがあります。売却の窓口で何社になるかは、申し込んでみないと分かりません
  • 同時に依頼できる社数の上限は、公式トップでは確かめられませんでした
  • 運営実績は、トップの画像に「約20年」、本文に「2006年のスタートから約18年」と2つの表記が併存しています(会社の設立は2004年1月)

売却の一括査定47都道府県連絡の範囲を明記

HOME4U

運営株式会社NTTデータ・ウィズ(NTTデータグループ。資本金1億円、社員数 約3,700名=2025年4月1日現在)
所在地東京都江東区豊洲二丁目1番9号 豊洲セイルパークビル15F
申し込める地域査定フォームの都道府県の選択肢は47(2026年9月26日に実測。ページ下部の別フォームだけ46だった)
同時依頼「最大6社に一括で査定依頼」
参加社数「実績のある不動産会社のみを選定し、大手企業から地域に精通した中小企業まで、約2,500社と提携しています」
実績「HOME4Uは、2001年開始の日本で初めての一括査定サービス」。トップに「売却査定数 累計75万件」「2025年11現在」の表示
HOME4U公式サイトのトップ画面。「不動産の売却査定」「厳選2,500社と提携」「ご利用0円」「業界初!国内最大級」と、マンション一室・一戸建て・土地から物件種別を選ぶボタンが表示
おすすめポイント
  • 連絡が来る範囲を公式に書いています=「もちろん依頼した会社以外からの連絡は一切ありません」。依頼していない会社から電話が来ることを心配している人には、ここが判断材料になります
  • 査定結果の前に確認の連絡が入る場合があることも注記しています。最初の電話で額が出るとは限らない、という前置きになります
  • 向く人:地方の実家で、まず全国対応のサービスから当たりたい人
ここは注意
  • 比べられるのは売却(仲介)の査定です。買取やリースバックを同じ画面で並べる作りにはなっていません
  • 累計件数の表示は「2025年11現在」となっており、月の字が抜けた形のまま出ています(2026年9月26日時点)

売却の一括査定仲介・買取・リースバック相続・空き家の枠がある

いえカツLIFE

運営株式会社サムライ・アドウェイズ(東証スタンダード市場・証券コード2489。設立2012年2月8日)
所在地東京都新宿区西新宿5-1-1 住友不動産新宿ファーストタワー5F
申し込める地域東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県・栃木県・群馬県・大阪府・兵庫県の9つ(2026年9月26日に実測)
同時依頼「最大6社で比較」
参加社数「超厳選800社」
物件の種類再建築不可物件・借地権・底地・一棟アパート・投資マンションも選べる
いえカツLIFE公式サイトのトップ画面。「最大6社で徹底比較」と、相続・離婚・金銭問題・空き家問題の4つの枠、「3つの売却査定額を一挙に一括比較」「超厳選800社をマッチング」が表示
おすすめポイント
  • 仲介・買取・リースバックの査定額が1回の依頼で並びます。「早く手放す」と「高く売る」を同じ画面で見比べたい場合に向きます
  • 物件の種類に再建築不可物件・借地権・底地があります。相続した実家がこれに当たる場合、入力の段階で止まりません
  • 向く人:対象の9都府県に実家があり、売り方から決めたい人
ここは注意
  • 申し込めるのは9都府県だけです。それ以外の地域の実家では、都道府県を選ぶ段階で進めません
  • 査定額の例には「※ 上記査定額は一例であり、売却価格を保証するものではございません。」と注記があります
  • 当サイトは、この会社から紹介料を受け取っていません。公式サイトのリンクは記事末の資料欄に置いています

地元の不動産会社に直接頼む場合|自分で確かめる3つ

一括査定を使わず、地域の不動産会社に直接相談する方法もあります。相続した空き家の場合は、次の3つを先に確かめておくと話が早く進みます。

  • 宅地建物取引業の免許:国土交通省の建設業者・宅建業者等企業情報検索システムで、宅地建物取引業の免許を確かめられます
  • 媒介契約の種類と手数料:一般・専任・専属専任のどれにするか、手数料をいくらで合意するかを、契約の前に確かめておくと、あとの行き違いを防げます。価格800万円以下の家は上の特例の対象になります
  • 空き家の取り扱い経験:長く空いていた家は、設備の不具合や境界の未確定が出てきます。同じ地域で空き家を扱った経験があるかが、判断の材料になります

複数の会社に頼む場合も、一度に何社まで連絡を受けられるかを自分で決めておくと対応しやすくなります。

空き家の一括査定でよくある質問

名義が亡くなった親のままでも、査定は頼めますか?

査定を取ること自体は、名義を整える前でも進められます。ただし売買契約の段階では、登記上の名義人が誰かが問われます。相続登記は「自己のために相続の開始があったことを知り、かつ、当該所有権を取得したことを知った日」から3年以内の申請が義務とされています(不動産登記法第76条の2第1項)。査定と登記は並行して進められるので、どちらかを待つ必要はありません。

一括査定を使うと、たくさんの会社から電話が来ますか?

依頼した社数によります。HOME4Uは「最大6社に一括で査定依頼」と表示し、「もちろん依頼した会社以外からの連絡は一切ありません」と書いています。あわせて「査定結果の連絡の前に、不動産会社から確認の連絡が入る場合があります」とも注記しています。いえカツLIFEも「最大6社で比較」です。相続人が複数いるときは、連絡を受ける人を1人に決めてから申し込むと行き違いが減ります。

地方の実家でも申し込めますか?

サービスによって変わります。2026年9月26日に申込フォームで数えたところ、HOME4Uの都道府県の選択肢は47でした。いえカツLIFEは東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県・栃木県・群馬県・大阪府・兵庫県の9つです。リビンマッチはチャット形式で、地図から地方を選ぶと都道府県のボタンが出ます。選択肢は47都道府県ありました。トップページの表記だけでは分からないので、フォームの選択肢を見るのが確かめ方になります。

300万円くらいでしか売れない実家でも、不動産会社は扱ってくれますか?

国土交通省は、業務負担と比べて収益性が低い空き家等の仲介について、2024年(令和6年)7月1日以降の特例を設けています。価格800万円以下の宅地建物(使用の状態は問わない)の仲介では、依頼者の一方から受け取れる仲介手数料の上限が「30万円×1.1倍の金額」以内とされ、原則の上限を超えて受け取れます。安い家を扱いやすくするための仕組みなので、価格が低いことだけを理由に断られるとは限りません。手数料の額は媒介契約の前に合意しておくことが必要です。

いちばん高い査定額を出した会社に頼めばいいですか?

査定額は各社の見立てで、売却価格を保証するものではありません。いえカツLIFEの公式サイトも査定額の例に「※ 上記査定額は一例であり、売却価格を保証するものではございません。」と注記しています。見るのは額そのものより、近くで似た家がいくらで売れたか、どのくらいの期間がかかったかという根拠のほうです。国土交通省の不動産情報ライブラリやレインズ・マーケット・インフォメーションで、自分でも相場を見ることができます。

売るか壊すかを決めていません。先に査定を取っても意味がありますか?

意味があります。古家付きのまま売れるかどうかは、査定額を見て初めて分かることが多いためです。更地にしてから売る場合は解体費が先に出ていきます。判断の材料をそろえる順番としては、売った場合の金額の幅と、壊した場合の費用の両方を出してから比べます。判断の分かれ目は解体と売却どちらが得かの記事で整理しています。

まとめ|比べるのは額ではなく、申し込める範囲と条件

一括査定は、どのサービスを選んでも「複数社の見立てが並ぶ」ところは同じです。違うのは、申し込める地域・比べられる売却方法・物件の種類・連絡の来かたです。ここを先に見ておくと、入力の途中で止まったり、思っていたより多くの連絡が来たりすることが減ります。

申し込める都道府県47/9フォームで実測 同時依頼最大6社2社が明記 800万円以下33万円依頼者の一方から・税込
① 地域で絞る申込フォームの都道府県を数える
▶
② 方法を決める仲介か、買取も並べるか
▶
③ 幅を見る高い額でなく上下の幅と根拠
▶
④ 手数料を合意媒介契約の前に額を決める

※各社の表記と制度は変わることがあります。申し込める地域や手数料の額は、各社の申込フォームと媒介契約の内容で確かめられます。

この記事で参考にした資料 (2026年9月26日確認・タップで開く)
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